最近始めたばかりのゴルフ初心者の方でも、基礎を押さえておいたり
正しい上達方法を知っているだけで、上達するスピードは俄然速くなります。
私がゴルフを始めた頃は正しい知識がなかったために多くの時間を費やしてしまいました。
ゴルフ歴30年以上の経験を活かして
初心者の方が知っておくべき基礎をお伝えしていきます。
基礎の基礎はしっかり押さえていきましょう!
グリップの握り方
①オーバーラッピンググリップ
オーバーラッピンググリップとは、左手の人差し指と中指の間に右手の小指を乗せる方法のことで、最もオーソドックスなゴルフクラブの握り方と言われています。
プロの中でもこの方法を採用する人が多くいます。オーバーラッピンググリップは、右手の感覚をより強く出せる、左腕を主導として振りやすいといったメリットがあります。
初心者の方はまずこの握り方を身につけることをおすすめします!
②インターロッキング
インターロッキンググリップとは、左手の人指し指と中指の間に右手の小指を絡める方法のことで、しかりと握る感覚があります。
また、固定しやすい握り方であるため方向性に優れている握り方とされています。
手の小さい方や、腕力に自信がない方におすすめの握り方といえます。
③テンフィンガー
テンフィンガーグリップは、ベースボールグリップとも言われる、
野球のバットを持つように10本全ての指で握る方法のことで、一番力を入れやすい握り方であるといえます。
両手でしっかりと握ることで手首の動きを利用しやすいので、力に自信のない方にも向いています。
インターロッキンググリップは握り方が簡単である一方で、ボールへのアプローチが難しいので、
初心者の方にとっては少し難易度が高い握り方であるかもしれません。
構え方(アドレス)
ゴルフボールを打つためにクラブを持って構える動作のことを「アドレス」と言います。
この「アドレス」が良いショットを打つ上で非常に重要になります。
正しい構え方ができていないと、その後の動作であるスイングも正しく行えなくなり、
ミスショットがでてしまいやすくなります。
ゴルフのミスショットのほとんどはアドレスで決まるともよくいわれていますが
逆にいえば、正しい構え方ができていれば安定したスイングを行うことができるので
ミスショットは減り、結果的に良いスコアにつながります。
初心者の方は構え方の基礎を押さえておきましょう!
足の位置(スタンス)
基本的には、両足を自分の肩幅ほど開いて立ちます。
安定した姿勢を保つことができます。
パワーを出したい時は、幅を少し広めにとると良いです!
また、回転しやすくしたい場合は少し狭くするとスイングしやすくなりますよ。
構える向き(アライメント)
構える向きは、ターゲットに対して肩、腰、膝の3つのラインが平行になるようにします。ターゲットに目的を定めて普通にアドレスすると、右に向いてしまいがちになります。利き手などの影響です。ターゲットとボールを結ぶライン(ターゲットライン)と肩、腰、膝のラインが平行になるようアドレスすることで、狙った位置にボールを飛ばすことができます!
前傾角度
前傾角度とは、上体を前に傾けた角度のことをいいます。アドレスで前傾角度を作るときは、背筋をピンと伸ばしたまま上半身を前に倒してください。この時、足の付け根から曲げる意識をしましょう。角度自体は、だいたい30度くらいを目安にされると良いです。
両手の位置
正しい両手の位置は、まず体の力を抜き、手をだらんとさせた位置でクラブを握った場所となります。具体的には、バックルの部分からグリップとのスペースがこぶし1個半~2個ほど空いたポイントのあたりです。この辺りで自分的にちょうど良いところを見つけましょう。スペースが広すぎると、体からゴルフクラブが離れてしまいブレやす苦なってしまいます。また狭すぎると、自然にスイングをすることが難しくなります。
ボールの位置
ゴルフボールの正しい位置は、使用するクラブによって異なります。ドライバーであれば
左足つま先の延長線上、ミドルアイアンではドライバーより真ん中より、ショートアイアンでは真ん中など、クラブが長くなるほど左足側、短くなるほどスタンスのセンター近くになります。自分にとって最適な位置を決めていきましょう!
「ゴルフ初心者が知っておくべき基礎」で今回お伝えしたことを身につけて、どんどん上達していきましょう!